ルパン三世列車でゆく 根室半島と釧路湿原の旅 (前篇) 釧路~茶内~落石
…翌朝、釧路から根室方面に向かった。途中、茶内駅で交換待ちをしたので茶内駅を見学することができた。
モンキーパンチ氏がこのへんの出身とのことで、銭形警部とルパン三世が立っており、また駅舎には、昔この茶内駅から伸びていた浜中町営簡易軌道の資料室があった。主に農産物を運んでいたようだ。 茶内からさらに東へ向かう。今日は終着駅根室の5個手前の落石(おちいし)という駅に行くことにした。
落石で降りたのはわしだけだった。落石は根室駅の西南にある漁村である。
駅の西南には落石漁港の本港があり、北東には落石漁港の浜松地区の港があった。比較的近いこの浜松海岸に向かった。
…道道をゆくと、おなじみ「動物注意」の看板が立っている。とても静かで、クルマも人もいない。エゾシカさんが2頭、右の林から飛び出してきて、軽快に蹄の音を立てながら、左の林に分け入って行った。…これにはびっくりした。
…その後はクルマが数台通り、遠くに歩く人も見かけたので、エゾシカさんに占拠されてる訳ではなかったW。
…やがて駅から10分ほどで落石漁港の浜松海岸に着いた。
切り立った崖の上から下を眺めると、30mほど崖下の海岸沿いに家が立ち並び、漁具が置いてあった。
東には風力発電の風車が回り、海は穏やかで朝日が海をきらきらと輝かせていた。
ある一軒の家からおばあさんが出てきて、雪かきを始めた。さいはての小さな漁師町で、人々の暮らしが力強く営まれていることに心を動かされた。
ときおりクルマが通るが、指折り数えられる程度である。この高台には白い貝殻が積み上げてあったり、昆布が干してあったりした。
シカのふんもあった。…人が少ないからか、人間の生活圏にもエゾシカさんが出没しているようだ。
…静かで雄大な落石漁港・浜松海岸を後にし、落石駅に向かった。
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